子育てママにこそ日々の生活をひきつぐための『もしもノート』作成が大事だということは、子育てママにおすすめな『もしもノート』の内容 (tsubameann.com)でお話ししたのですが、あちこち探してみてもそんなママの「備えたい!」にフィットしたノートが全く見つからない(涙)
なので子育てママのための『もしもノート』を、現役子育てママの私が作っちゃいました♡
一般的な『もしもノート』に比べると、ママの備えたい気持ちにかなり寄り添ったノートになっていますよ。
今日はそんな『もしもノート』の、無料ダウンロード方法と書き方をお話しします♪
表紙は4種類・中身は3種類の中から、お好きな柄を選択
選べる表紙はこちらの4種類。
・ハンド
・ポップ
・北欧
・くま
色々な方が書きやすいよう、スタイリッシュから可愛い系も含めたラインナップにしました♪
中身はこちらの2種類。
・シンプルバージョン
・くまバージョン
書く側も託される側も、少しでも穏やかな明るい気持ちになれるように意識して作りました。
シンプルバージョンはそのまま使っても良いですが、コラージュ好きママさんがマステやシールなどでアレンジを楽しみながら、世界に1つだけのオリジナルノートを作成してくれても良いなと思います♡
子育てママが『もしもノート』に書きたいことのメインは、育ち盛りの子供たちのこと・・・
好み・性格・習慣・予定や体の成長など目まぐるしく変わる子供の内容をノートタイプで記入すると、訂正だらけの見にくい『もしもノート』になってしまいますよね(涙)
なので子育てママの『もしもノート』としてベストな、必要な時に必要な場所のみプリントアウトして書き直せる「バインダータイプ」に仕上がっています♪
『もしもノート』の無料ダウンロード方法
『もしもノート』の無料ダウンロード方法は、めちゃくちゃ簡単!!
下記の【表紙】・【中身】の中から好きなものを選び、クリックしていつも通り印刷するだけ♪
サイズはA4サイズになっています。
100均や無印などお好みのA4バインダーファイルを用意して、使ってくださいね♪
『もしもノート』の書き方
『もしもノート』の中身は柄が違うだけで、内容はほぼ同じになっています。
※くまバージョン以外の2つは、6ページ目の「身体のサイズ」ページのみ、性別によってデザインが異なる
ここでは「くまバージョン」に記入したものを見本に、書き方やポイントを説明していきますね♪
※見やすくする為に下地をつけているので、実物には色付き(茶色)の外枠なし
【1、かかりつけ医】
いつも通っている病院がある場合は、通っている理由もちゃんと書くのがおすすめ。
予約方法やいつ・どういう時に通院するか記入してあると、パパも安心です♪
【2-3、病気の履歴】
※病気の履歴は2種類。好きなように使ってOK!
あんなに大変だったのに覚えてないの?!と悲しくなるくらい、病歴覚えてるパパ少ないと思います(涙)
病院でも聞かれそうな大きなものや、あせもなどの毎年の恒例症状は書いておきましょう♪
【4、予防接種履歴】
予防接種履歴も新しい病院に行ったり、原因不明の病気になった際によく聞かれます。
母子手帳にも書いてありますが、慣れないパパにはわかりづらいので一覧にしておくと便利♪
【5、アレルギー】
食べ物・環境・薬・動物…など、ママが日々の生活で当たり前のように避けているから、子供にアレルギーがある事を忘れちゃっているパパも多いとか…(笑)
症状が出てしまうと子供も辛いしパパもどうしたらよいか困るので、対処法等も含めしっかり記載しましょう。
予防法もあればmemo欄に残しておくのがおすすめ!
【6、洋服のサイズ】
苦手なパパも多い、洋服などの買物。
うちの子も足自体が特に大きいわけではないのですが、横に広く甲高な足なので同じサイズでも細めのデザインの靴は履けません。
そういう日々の経験から得た、自分の子供に対してのママの常識こそネットで調べても出て来ないので、しっかり記載しておくとパパも子供も安心ですよ♪
【7-8、習いごと】
※習いごとが2個以上ある場合は、2枚目の習いごとリストも活用!
何を習っているかは知っていても、日中のパパが仕事している間のできごとなので詳細は知らないパパ。
ママがいなくなって辛い時に大好きな習いごとに没頭する事で気持ちを保てたり、共通の趣味がある友達に会えたりと子供を守ってくれる存在になることも多い習いごと。
子どもが持ち物などを自分で用意できない年齢であれば、memo欄に持ち物を書いておくと安心です。
状況によっては続けられないかもしれないけれど、どちらでも大丈夫な準備はしておきましょう♪
【9.スクール】
学校や幼稚園のことって毎日だからそれこそママは息を吸うように全部こなすけど、意外とやらなきゃいけないことや決まりも多く、パパからしたら知らなかったのオンパレード(笑)
さすがに通っている学校などの名前はわかるけど、クラスや担任の先生のお名前を知らないパパも多いので、しっかり記入しておきましょう!
「もし困ったときはお互い助け合おう」って言える仲のママ友がいる場合は、パパに引継いであげると安心です♪
【10、困ったときに頼って欲しい人】
子育てをメインでしていたママがいなくなれば、間違いなくパパは困ります!
そんな時に頼れる人がいるとわかるだけで、パパの気持ちは救われますよね。
ベストはここに名前を書いている人と、家族ぐるみの付き合いをすること♪
日頃から家族ぐるみで付き合いをしておけば、一緒に遊べて楽しいし困ったときにはお互いの家族規模で助け合えます。
いくらママ&子供同士が仲良くしていても、顔も見たことない人を急に頼ってと言われてもなかなか難しいので、両家のパパの性格もあるとは思いますがなるべくパパもお友達になってしまうのが理想。
パパの性格的にどうしても無理な場合は、「私になにかあったら頼むね~♪」ぐらいのことをお相手に伝えておくのも大事です!
パパを巻き込むことで一緒に旅行やお泊りにも行きやすく、メリットはたくさんなのでぜひお試しを♡
【11、親族連絡先】
我が家は親族同士で旅行に行ったりする仲なので親族のグループラインがありますが、ママの家族の連絡先を一切しらないパパも多いと思います。
ママに何かあった時は一番に連絡しなければならない人達なので、しっかりと記載しましょう♪
【12、もしもの時に連絡して欲しい人】
連絡帳・LINE・SNSなど最近は連絡の取り方が多様化して、昔の様に携帯の連絡帳に全て入っているわけではないと思うので、ちゃんとお別れしたい人がいる場合は連絡方法までしっかり記載しましょう!
【13、アカウント】
何かとアカウントを作って登録の時代なので、自分でも記憶に残ってないアカウントも多いですよね。
何かあった時には削除してほしいアカウントがある場合などは、その方法もmemoに書いておきましょう♪
【14-15、通信関係】
※パソコン,WI-FI,携帯電話,メールの4タイトルで作成したものと、フリーページの2種類
色々な契約時に登録したメールのログイン情報などを記載しておくと、解約したい際にも役立ちます。
【16、サブスク】
自動更新の物が多く、解約しないと知らないところで料金がかかり続けてしまうサブスク。
品物が届かないネット系のサブスクに気付いてもらうのはなかなか難しいので、お金がかかるものは解約方法とあわせて必ず記載しましょう♪
【17、クレジットカード】
あちこちの引落しに使っているクレジットカード。
引落し内容を確認できれば、無駄な引落しにも気付けるのでしっかり記載することをおすすめしますが、とても重要な内容なので暗証番号等を直接ノートに書き込む場合は、ノートの保管方法に注意してくださいね!
ただ防犯対策で、暗証番号に「2人の記念日」などと書いた場合は、絶対にパパが記念日を忘れないタイプでないと別の意味で危険です(笑)
その辺は、パパと事前に打ち合わせしておきましょう♪
【18、金融機関】
通帳などがないネット銀行は、見落とされがちなので特にしっかりと記載しましょう。
こちらもクレジットカード同様、パスワードや暗証番号には十分な注意とパパとの事前相談をお忘れなく♪
【19-20-21、月々の支払】
19:月々の支払方法がバラバラな方むけ
20:月々の支払が全て、1つの口座から自動引き落としの方むけ
21:フリーなリスト表
月々の支払も、ママが一手に引き受けているお宅も多いはず。
支払方法がコンビニ払いだったり銀行引落しだったりバラバラな方にも、全て1つの口座から引落とされている方にも対応できるよう2種類作ったので、お好きな方を使ってくださいね♪
【22、加入保険】
一度契約してしまうと、内容をあまり覚えていないまま加入し続けていることも多い保険。
ママのもしもの時に役立つ可能性が高いものなので、しっかりと記載しましょう♪
【23、投資先】
解約が必要だったりお金が絡む重要なことなので、こちらも保管に気をつけながらしっかりと記載しましょう♪
【24-25、重要書類保管場所】
※詳細記載とフリーバージョンの2タイプ。
重要書類は普段目にしない場所に保管している事も多いので、必要な時にパパがどこにあるかわからないケースが多いです(涙)
どれも困ったときに必要な物なので、パパがちゃんとわかる表現で書きましょう♪
【26-27、日用常備品】
※詳細記載とフリーバージョンの2タイプ。
・肌が荒れちゃうからこのシャンプーじゃないと使えない
・この歯みがき粉じゃないと辛くて使えない
・このメーカーのマスクじゃないとサイズが合わない…
などなど、理由があって決まったメーカーの商品を使い続けていることも多いですよね。
でも使いやすさや見た目を気にして中身を入れ替えちゃっていたら、もうパパはお手上げ(笑)
そんな時でもパパがちゃんとわかる様に、ベストはその商品の写真を切って貼り付けること!
「そこまではちょっと面倒だな~」という方は、メーカー名と商品名をしっかりと記載するのがおすすめです♡
家中の全商品をするのはなかなか手ごわいので、「このメーカーじゃないとダメ!」というものだけでもやっておきましょう♪
【28-29、食料常備品】
※詳細記載とフリーバージョンの2タイプ。
ママにもしものことがあれば、ただでさえ辛くて食欲もなくなるだろう状況です。
そんな時にいつもママが用意してくれて食べていた物は、家族の安心材料になるはず。
なかには「毎朝このメーカーのこのパンじゃないと食べてくれない」というお子さんや、部活などの大会のゲン担ぎでその日の朝は毎回決まった物を食べる子もいますよね。
そういう好みや気持ちだったり身体のためだったりで常備するものがある場合は、しっかり書いておくとお子さんが喜ぶと思います♪
【30、日用品・季節もの保管場所】
まさにうちのパパが、物の保管場所が覚えられない人!(笑)
「1階のクローゼット引出しの4段目にあるよ!」って今説明してるのに、もう2階にあると思い込んでるから「わかったー!」って言いながら階段を上るパパ…
そんなパパのためにも「引継ぎを意識した誰にでもわかりやすい収納」と、「その保管場所をしっかり記載」することをおすすめします!
「誰にでもわかりやすく引継ぎを意識した収納」は必然的に、無駄のない「暮らしやすい住まい」になり、いつでもママを頼るのではなく自分たちで色々とやってくれるので、忙しいママにこそありがたいシステムです(笑)
我が家も『もしもノート』作成をきっかけに収納を見直したらメリットたくさんだったので、『もしもノート』作成と併せて、「引継ぎを意識した収納」をしてみて下さいね♡
【31、家族の歩み】
意外と必要なこちらの項目!
小学校2年生くらいになると、自分の生い立ちや幼い頃の写真・着ていた服などを発表する課題があります。
そんな時にパパが何もわからなくて学校で悲しい思いをすることがないよう、ざっくりとした家族の歴史やエピソードはmemo欄を使って残しておきましょう!
【32、出産記録】
こちらは病気をしたときや『家族の歩み』同様に学校の生い立ち課題でも役立つ情報なので、エピソードも含めて記載しておきましょう♪
【33、毎日の習慣】
ママと子供だけの秘密でパパに知られたら恥ずかしいと思ってしまう事もあるので、書く内容には注意が必要ですが、続けて欲しい習慣がある場合は書くことをおすすめします♪
【34、子供のたからもの】
人・場所・もの・思い出…
「宝物」といっても、その子によって内容は様々です。
ママがいなくて悲しい時に子供の心を守ってくれる大事なものなので、パパにはしっかり伝えておきましょう。
大人からしたら何てことない物でも、子供にとっては宝物ってことありますよね。
良かれと思って掃除のときにどかしたら悲しませてしまったとか「ママだったらそんなことしないのに!」ってことにならないよう、子供が何よりも大事にしているものがある時はしっかりと記載しましょう。
【35、性格の対処法】
「自分のタイミングを逃したら話さずに抱え込んじゃう」とか、「今そんな接し方したら火に油そそいじゃうよー(涙)」ってことは、ママにとってはわかり切ったことでも普段を知らないパパからしたらお手上げの内容ですよね。
少しのアドバイスがあれば上手くいくこともあるので、伝えておきたいことがある場合は記載しましょう♪
【36、いつか渡してほしいもの】
・子供の服を、孫にも着せたくてとっておいた
・誕生記念に作ったものを、成人したら渡したい
・先祖代々受け継がれてるものがある
などなど、今でもないし、パパが見つけたタイミングでもないし、ちゃんと決まった時に渡して欲しいものがある場合は、いつどうやって渡して欲しいかなどもmemoに記載するのがおすすめです♪
【37、もしものときは…】
・延命処置をどうするか
・脳死判定されたどうするか
一般的な『もしもノート』は上記の様な子育て真っ最中のママにはちょっとピンとこない内容を書く項目が多く、手が止まって諦めてしまいますよね。
それが嫌で『子育てママ専用のもしもノート』を作ったのですが、父親との別れを経験し遺される側の気持ちがわかった私が、「これだけは先に話しておけば良かった」と思うのが遺骨と葬儀の希望。
治療方針を決めるために延命措置の希望などは、主治医との会話の中で聞き出してくれたり患者側が自分から話しだすことも多いのですが、遺骨や葬儀の希望については家族間でしか話されないので、具合悪くなってしまってからは聞きづらいけど本人の希望は尊重したいしで、かなり難しかったです。
今は昔の様に「死ぬ前に墓を用意してそこに夫婦で入る」がメインだった時代ではないので、
遺骨をどうするか・葬儀はどうするかと言った悩みがどうしても出てきますよね。
故人が大切であればあるほど最期の願いを叶えてあげたいと思うので、遺骨や葬儀の希望を全く知らされていないと「本当にこれで良かったのか・・・」という念がどうしても残ります。
ママがいなくなった後のパパや子供の気持ちを少しでも救ってあげるためにも、この2つは『もしもノート』で引継いで欲しい。
あまりにも非日常のシチュエーションで意外とパートナーの希望が予想外の答えだったってこともあるので、一度決めてしまってからは移動するのが難しいお墓のことと、最期のお別れをどうしたいかは家族が元気なうちに話しておくことをおすすめします。
【38、フリーページ】
最後の1ページはフリーページなので、思いのたけを自由に記入してください♪
ただ1つだけ記載した方が良いと思うのは、「色々書いたけど何を一番大事にしてほしいか」ということ。
子供が生まれてきてから日々、試行錯誤しながら子育てを奮闘してきたママの代わりはそう簡単には務まりません!いや、簡単には務まらないでほしい(笑)
それなのにあれこれいっぱい言われても、パパは途方に暮れてしまう可能性も…
なので「このノートは困ったときに読むくらいでいいから、これだけは大事にしてほしいな」ということを1つだけ選び、しっかり伝えておきましょう♪
そうすることで本当にママが伝えたかったことが、パパの心にすんなり入ります。
残された家族の日々の幸せを願ってママは書いているはずなので、その純粋な気持ちがちゃんと伝わるように言葉選びも大事にしてほしいです♡
以上全38ページのノートになっていますが、全部書く必要はありません。
全てのパパと子供がみんな同じ性格ではないので、各家庭に沿ってママが必要だと思うページを好きな枚数だけダウンロードしてもらえるのが、バインダータイプ『もしもノート』の良いところ♪
ぜひ活用してみて下さい!
まとめ
『もしもノート』の無料ダウンロード方法は、めちゃくちゃ簡単!!
下記の【表紙】・【中身】の中から好きなものを選び、クリックしていつも通り印刷するだけ♪
現役子育てママが作る『もしもノート』に少しでも興味を持って頂けた方は、ぜひ無料ダウンロードしてつづってみて下さいね♡
それでは今日も、素敵な一日になりますように♪
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